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何か面白いことないかな

ゆるやか本草学(有毒)ニュース「毒の見分け困難な『雑種フグ』急増」

ニュースを見ていたら、毒の見分け困難な『雑種フグ』急増の記事を見つけました。

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引用元毒の見分け困難な「雑種フグ」急増、温暖化で生息域変化…食中毒懸念も(産経新聞) - Yahoo!ニュース


フグ毒の種類を軽く載せます。


フグ毒:テトロドトキシン

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(画像引用元:フグ毒「テトロドトキシン」を合成(基礎研究最前線)

フグ毒は、毒性が非常に強く、神経と筋肉に作用して身体の麻痺を起こします。

テトロドトキシンは、熱に強く通常の調理に使う程度の加熱(300℃未満)では無毒化しないそうです。また酸にも強いため、普通の調理ぐらいでは分解されません。水さらししても無毒化することは出来ません。
フグ毒の強さは、青酸カリの1,000倍以上ともいわれています。*1

中毒症状

食後20分から3時間程度で、しびれや麻痺症状など。重症の場合、呼吸困難で死に至ることもあります。

詳細は以下をご覧ください

最初は、唇や舌、指などのしびれから始まり、手足が動かなくなってきて、頭痛が起こります(おう吐する場合もあります)。

次第に感覚が麻痺してきて、皮膚感覚、味覚、聴覚などが鈍くなり、運動麻痺が起こり、倒れてしまいます。
さらに進行すると、全身の筋肉がだらんとなって指も動かせなくなり、言語障害が起こります。

最終的には呼吸中枢が麻痺し、血圧低下、呼吸困難となってチアノーゼを起こし、呼吸が停止し死に至ります。

ふぐの食中毒について 堺市

薬効

習慣性がないため鎮痛剤として医療に用いられるそうです
*2

ふぐ料理公許第一号店:春帆楼(しゅんぱろう)

ふぐ料理公許第一号店は山口県下関市の春帆楼です。

江戸時代の末、大分県中津中津藩の御殿医だった蘭医・藤野玄洋は、自由な研究をするために御殿医をやめ、医院「月波楼医院」を開院しました。
玄洋亡き後、妻のミチが旅館兼料亭として営業していたそうです。

豊臣秀吉の時代より河豚禁食令が出され、表向きは当時まで引き継がれていましたが、1888年明治21年)には伊藤により解禁となったそうです。


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まとめ

雑な感じになりましたが、近年、毒の部位の見分け困難な『雑種フグ』急増しているそうです。
フグ毒はテトロドトキシンと呼ばれ、神経と筋肉に作用して身体の麻痺を起こします。薬効としては習慣性がないため、鎮痛剤として医療に用いられるそうです。
余談ですが、ふぐ料理公許第一号店「春帆楼」は日本ふぐの養殖を提供しているそうです。
鍋シーズンが到来しそうですが、美味しいフグをお楽しみください。