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何か面白いことないかな

【音楽研究】プロ演奏家にならなくても、音楽を続ける意味がある

私は昔、親に勧められてピアノのプロを目指していた時期があったのですが、諦めました(笑)
今は趣味でギターを習っていますが、特に上手ではありません。今もプロ演奏者を目指しているわけではありません。
自分は何のために音楽を続けているか、考えていました。


結論から言うと、続けているだけで自身にも社会に良い影響を与えます

音楽を続けることで自身が成長し、他人に良い影響を与えることで社会に貢献することができます。


これから、その内容を説明していこうと思います。

概要

  • 上達のコツを掴む
  • 脳が発達する
  • 周りへの良い影響
  • 未来の演奏家を生む
  • 【やってみよう】身近なところから影響を与えよう

上達のコツをつかむ

音楽を始めとする習い事は、退屈な反復練習を通じて上達のコツを捕まえることにつながります。私が過去を思い返してみると、0から始めることの上達の手順は大体決まっています。


例)ピアノを弾くプロセス:
とりあえず始める
→先生の手本を見る
→真似して弾く
→何度も練習する(四六時中ピアノを触る)
→先生に見せる
→何度も作る(ピアノが体の一部に感じる)
→手本がなくても大体作れる(ピアノ弾かないと不安になる)
→自信持って作れるようになる
→様々な曲弾いたりや量をこなして更に高度な技術を得る
→自分らしい演奏ができるようになる(ピアノを触らないと落ち着かない)


例)チラシやポスターのデザインができるなるまでのプロセス:
とりあえず始める
→手本となる良いチラシ探す
→真似して作ってみる
→何度も作る(四六時中イラストレーターをいじる)
→自分よりもデザイン上級者に見せる
→何度も作る(イラストレーターが体の一部に感じるようになる)
→手本が無くても作れるようになる
→自信もって作れるようになる
→様々な制作物作ったり量こなして更に高度な技術を得る
→オリジナリティのあるチラシが作れるようになる(イラストレーターを開か無いとなんだか落ち着かない)


例)占星術の勉強のプロセス:
とりあえず始める
占星術本を読む
→真似してみる
→何度もホロスコープ読んでみる(四六時中)
→詳しい解説を見る→何度も練習する(脳の一部に感じる)
→手本がなくても大体のホロスコープが読めるようになる(それについて考えていないと不安になる)
→自信持ってホロスコープを読めるようにになる
→様々なホロスコープを読んで更に高度な知識を得る
→できるようになる(どこかで実践しないと落ち着かない)


人によって上達方法は異なりますが、私の場合は上記のように、体の一部に感じるほどの反復練習・常に改善を加える・人に見せて改善意見をいただくことが上達のコツとなっています。
物事が全くできない状態から出来るようになるまで、上達するまでの過程を理解することは、仕事や勉強その他のジャンルの上達に当てはまるでしょう。従って1つのことを深堀できるまで続けることは、上達のコツを掴むことにつながると考えています。


「できる人」はどこがちがうのか (ちくま新書)

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脳が発達する

上達のコツの話を上記でしましたが、特に上達について強く意識しなくても音楽は、個人の能力の発展につながると考えています。

2014年3月30日に放送されたNHKスペシャル「人体 ミクロの大冒険 第1回 あなたを創る!細胞のスーパーパワー」を見ていたところ、楽器を習うことで、学習能力が高まる *1話が紹介されていました。

米国ロサンゼルスのスラム街、高校卒業もままならない地域で、貧しい10歳の子供たちに楽器与え、無償で2年間教えるハーモニープロジェクトが行われました。脳の劇的な発達が止まる10歳を過ぎから効果があるか観察した結果、参加者の学業成績が著しく伸び、半数以外が高校を卒業できないのに、ハーモニープロジェクトに参加した大半の子が大学進学まで望んだそうです。

この事例は子供ですが、たとえ年老いてから楽器を始めても、その人の学習能力の発展につながるはずです。楽器を習っている本人が例え、変化を実感していなかったとしても、脳細胞は確実に発達します。


NHKスペシャル | 人体 ミクロの大冒険第1回 あなたを創る!細胞のスーパーパワー

Harmony Project


周りへの良い影響

あなたが夢中になって音楽を続けている姿は、周りに良い影響を与えています。

その様子を表す例として、岩手県盛岡の音楽教室のCMを紹介します。内容は父親がサプライズで、娘の結婚式でぎこちない様子でピアノを演奏するものです。その姿が心を震わせるのです。

TOSANDO music CM 披露宴編 full

これはあくまでもCM用に作られたものですが、身近なところでも何かに夢中になれる人は影響を与えます。

音楽とは関係ないのですが、私の場合、大学の同級生に勇気付けられたことがあります。
同級生は50歳と学生にしては高齢な方なのですが、学会発表で理不尽な質問を受けて落ち込みながらも、目標としている博士号の取得のために自分を奮い立たせている姿を見ました。その姿は、まだ何歳も年下の自分も「このまま腐っていられ無いなぁ」と自分の目標を思い出させられるのです。


貴方がひたむきになって努力する姿は、周りの人が大切にしている夢や世界を呼び起こし、特別な気持ちにさせる効果があると思います。

p205
上質世界*2にある大好きなものに対して、自分自信が一生懸命に取り組み、くじけることなく瞳をキラキラさせてハンドルをむかわせているような状態であると、その姿をみている人の<上質世界>に入りやすい。

人間関係をしなやかにする たったひとつのルール はじめての選択理論

人間関係をしなやかにする たったひとつのルール はじめての選択理論

未来の偉大なる演奏家を生む

あなたが音楽を続けていることで、未来に偉大なる音楽家が生まれる可能性へと繋がります。人が何かに興味を持ち始めるには、きっかけが必要です。そのきっかけを貴方が作り出すかもしれないのです。


その様子を表す例として、手塚治作の漫画「ダスト8」の中で、全く売れない貧乏画家のエピソードがあります。30年後に自分の絵がどの程度評価されているか知るため、30年後の世界に移動しました。そこで美術年鑑を見ると、自分の描いた絵は全く値がついていなかったのです。しかし偶然、記者会見をしていた若い画家がインタビューで、幼い頃、その貧乏画家の絵の影響を受け、画家を志した語るシーンが出てきました。

これは漫画の世界だけではなく、現実でも起きている話です。ギタリストのパクキュヒさんや大萩康司さんのインタビューをみると、ギターを始めたきっかけがお母様が習っていたからだそうです。鈴木大介さんは小学2年生の担任の先生がギターを弾いていることがきっかけだったようです。身近な誰かが音楽を演奏していたことがきっかけで、日本を代表する音楽家が生まれました。私は結局はプロになりませんでしたが、兄がピアノを習っていたので、私も影響を受けて習い始めました。

誰かが音楽を演奏している姿は、未来の演奏者を作るきっかけとなります。それは、偉大なる音楽家が生まれる可能性も秘めています。

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まとめ

音楽を続けることは、退屈な反復練習を通じて上達のコツを捕まえることにつながります。
例え本人が上達を実感していなかったとしても、脳細胞レベルは確実に発達します。
また、あなたがひたむきに頑張って演奏する姿は、周りの人に頑張る勇気を与えます。
また、その姿は将来のプロ演奏家を生む可能性を秘めているのです。
プロをめざしていなくても、どんな年齢になってからでも、音楽を続けることは意味があります。


【やってみよう】身近なところから見せよう

  • あなたの上達のプロセスはどんな手順ですか?わかっている範囲で、大体の経過を書き出してみましょう(例:勇気を出して始める→ネットで概要調べる→amazonで本買って読む→セミナーに参加する等)
  • あなたが演奏できそうな場所はどこですか?(例:家族の前、友人の集まり、会社の一発芸、録画してyoutube公開等)
  • どの曲を演奏しますか?2〜3曲程度から選びましょう(例:1曲目ベートーベン「エリーゼのために」、2曲目ヨハン・パッヘルベル「カノン」)
  • 周りの人に見せましょう、宣言しましよう(例:LINEを開いて仲の良い友達宛にメッセージを送る「今度の集まりで弾くよ!等」)

今すぐ行動してみましょう。

*1:脳の中でミエリン化という現象が起こる

*2:グラッサー博士の選択理論:その人が願っている世界や、嬉しかったことや大切にしているもの