something

何か面白いことないかな

【音楽研究】練習したくないときの初心の思い出し方

私は趣味で音楽を続けているのですが、ときどき練習が嫌になることがあります。
長い時間続けていたり、周りから批判を受けたりすると、感覚が麻痺して初心を忘れてしまいがちです。そこで躓いたときに何とか続ける方法を考えました。



結論から言うと、人は「楽しい」から続けます。


躓いた際は楽しさを思い出すことで続けられると考えました。その内容を説明していこうと思います。

概要

  • 本物の楽しさ、偽物(後付け)の楽しさ
  • 楽しい理由
  • 「なんか」という感覚
  • とりあえず続ける
  • 【やってみよう】初心を思い出す

本物の楽しさ、偽物(後付け)の楽しさ

続けている理由が長くなるにつれて、自分がもともと感じていた「楽しさ」が、「偽物(後付け)の楽しさ」にすり替わってしまうことがあります。

例)ピアノを続けていた
楽しさ:好きな曲を弾けるようになることが楽しい
偽物の楽しさ)先生に褒められるのが嬉しい、周りから賞賛されることが楽しい、競争相手に勝つことが楽しい......

例)絵を続けていた
楽しさ:仲間がいることが楽しい
偽物の楽しさ)賞とることが楽しい、絵が高く売れることが楽しい......

例)料理を続けていた
楽しさ:両親が喜んで食べてくれる
偽物の楽しさ)異性からモテるのが楽しい、料理本が出版されることが楽しい......

例)デザインを続けていた
楽しさ:デザインセンスが向上することが楽しい
偽物の楽しさ)周りから賞賛される、給与が上がる......






私の「楽しいから続ける」の例を紹介します。私は幼少期、好きな曲を弾けるようになることが楽しくて、10年間ピアノを続けていました。最初はクラシックの綺麗な曲を弾いていました。

例)ピアノを続けていた
楽しさ:綺麗な曲が弾けるようになって楽しい
偽物の楽しさ)腕が上達する、先生から褒められる
→10年間続く


年齢があがるにつれて、ジャズピアノに興味を持つようになりました。しかし当時のピアノの先生も母も理解を示すことはありませんでした。
そのまま音大受験を勧められ、厳しい先生に変わり、自分の好きな曲を弾かせてもらえなくなって3ヶ月....そのままピアノを止めました(笑)


例)ピアノを続けていた
楽しさ:好きな曲が弾けない → 楽しくない
偽物の楽しさ)腕が上達するが、先生が厳しい → 尚更楽しくない
→3ヶ月で止める


偽物の楽しさ*1は、一時的に大きく成長するためのブースターにはなります。しかし、それは一時的なもので、それが無くなると不満を感じて続けられなくなるように思います。従って、自分にとっての「本物の楽しさ*2」を見つけることが大事だと思います。






楽しい理由

私は楽しさこそが継続に繋がると考えています。

私は声が小さい上に低い上く、周りの人が聞こえづらそうにしていたのでボイトレに通い始めました。とても楽しく通えており、楽しい理由を書き出してみました。

  • 先生が好き(尊敬できる、熱心で教え上手、性格がとても明るい)
  • 一緒に通う友達がいる
  • 具体的に褒めてくれる
  • できなくても全く叱られない(宿題がない)
  • 自分が成長した時、先生も一緒になって喜んでくれる


「1万時間の法則」という言葉ができるくらい、長い時間続けるとプロになると言われ、何事も継続することが重要だと言われます。
「楽しい」と思うと、そのまま人は続けることになります。するといつの間にか1万時間の法則をクリアしているものです。先生が好き、弾きたい曲がある、習い事先に気の合う友人がいる、成長する自分が好き、、、理由は様々です。楽しさこそが継続に繋がります。


引用になりますが一流のプロ音楽家も、最初についた先生が「楽しさ」を教えてくれたことが、その後の練習の多さに繋がったそうです。

f:id:Perie:20160129175015j:plain
f:id:Perie:20160130171444j:plain
引用元「1万時間やれば誰でもプロ!~ピグマリオン効果」マンガで分かる心療内科 | 秋葉原の心療内科/ゆうメンタルクリニック秋葉原院

「なんか」という感覚

長い間、楽しくない環境に身を置いていると我慢癖がついてしまい、感覚が麻痺して「楽しいこと」が分からなくなってしまいます。その場合「なんか.....」という感覚を大切にしています。

「なんかやりたくない〜(楽しくない)」となったら、自分が続けていた理由(何に対して楽しさを感じていたか)を逆から振り返ると良いかもしれません。


例えば.....


なんかスケート楽しくない→自分が全く成長していない→自分が成長すること楽しい!...新しい技を教えてもらう
なんか剣道が楽しくない→ライバルよりも強くなった→ライバルがいて燃える!...新しいライバル探す
なんか会社がなんか楽しくない→書きたいプログラム書かせてもらえない→新しいプログラム書くの楽しい!...新しいプログラム書かせてくれるように交渉する、転職する
なんか学校がなんか楽しくない→勉強が面白くない→授業が面白い!...面白そうな授業を履修する
なんか習いごと通うの何か楽しくない→お友達が引っ越しでやめた→習い事先にお友達がいて楽しい!...新しいお友達をつくる
なんかギター楽しくない→好きな曲弾かせてもらえない→この曲弾けるようになりたい!...弾きたい曲を弾かせてもらえるように先生に伝える
なんかお絵描きが楽しくない→一緒に絵を描いている子が嫌いになった→仲間と絵の勉強し始めた!...新しいお絵描き仲間を探す
なんかピアノなんか楽しくない→ 先生が違う人変わった → 先生が褒めてくれて楽しい!...新しいピアノの先生を探す



「なんか」楽しくなくなったら、始めたきっかけを振り返ってみると良いかもしれません。いわゆる「原点回帰(げんてんかいき)」、初心に戻ることです。

とりあえず続ける

「なんか楽しくない」の原因が分かるまでは、惰性でもいいから偽物の楽しさにすがってでも「とりあえず」続けましょう。「とりあえず3分だけ」「とりあえず1小節だけ」「とりあえず......」
何か新しいことが身につかなくても、何かを維持できているはずです。3ヶ月、6ヶ月、1年、3年と続けていたことを、一時的な気分ですぐに切り捨てるのは、勿体ないように思われます。

f:id:Perie:20160129205254j:plain
マンガで分かる心療内科♥心から感謝です! on Twitter: "やる気が湧かないときは「1分だけ勉強しよう」「1分だけ仕事しよう」と考えるようにしてください。必ずヤレます。
すなわちウラを返せば「あと1分だけ寝よう」は永遠を意味します。
http://t.co/1sjl0KXDHF http://t.co/BDOQmwzDGd"

まとめ

本物の楽しさは、後ほど偽物(後付け)の楽しさに上書きされることがあります。楽しさこそが継続に繋がります。「なんか」楽しくなくなったら、始めたきっかけを振り返ってみましょう。辞めてしまう前に惰性でもいいので、「とりあえず」続けましょう。


【やってみよう】初心を思い出す

何か楽しくなくなったときに振り返るワークです。A4の紙にでも探して書いてみてください。

  • 始めたきっかけは何ですか?(例:憧れの音楽家がいた、兄弟が習っていた、etc...)
  • あなたにとって本当に楽さは何ですか?(例:先生の教え方が楽しかった、親が褒めてくれた、好きな曲を弾かせてもらえた、etc...)
  • あなたにとって本当に偽物の楽しさは何ですか?(例:自分が成長するのが嬉しかった、友人から賞賛された,賞をもらったetc...)
  • どうすれば楽しくなりますか?(例:先生を変える、褒めてくれる環境(人)を探す、好きな曲を弾かせてもらう、etc...)
  • 楽しくなるために、今すぐできる行動は何ですか?(例:ネットで新しい先生探し始める、褒めてくれる場を探す、好きな曲が弾けるように先生に交渉する)


記入を終えたら「今すぐできる行動」を開始しましょう。

*1:専門用語で「外発的動機」 と呼ばれます

*2:専門用語で「内発的動機」と呼ばれます