読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

something

何か面白いことないかな

今日の話

この頃、平野啓一郎の作品を読んでいる。


TEDでスピーチする彼の動画を見たことがきっかけで、彼の存在を知った。
Love others to love yourself | Keiichiro Hirano ...





私とは何か――「個人」から「分人」へ (講談社現代新書)

私とは何か――「個人」から「分人」へ (講談社現代新書)

メモ:

人は色々な人格を持っている。父、母、恋人、同僚または友人に対する人格、、相手次第で自然と様々な自分になる。個人がもつ様々な人格を「分人」と呼び、解説していた。

「自分」とは実態のないもので、他人を通じてしか自分を理解することができない。人は、対人関係によって変わる「様々な人格(分人たち)」が存在しても、「顔」は一つしかない。この一つしか無い顔が、あらゆる人格を統合している。


例えばAさんは普段、Bさんとはクラシックの話しかしない。しかしネット上ではロックばかり話す。Bさんはその様子を見て「Aさんの本当の姿はロック好きだ」と決めつける。Bさんに何か言われるのが嫌で、だんだんとロック好きな分人を消していく...このように他人から自分の本質を規定され、自分を矮小化することを筆者は恐れていた。どの人格も本当のAさんなのである。



学生時代に「Cさんは俺の前ではアニメオタクのフリして、実は彼女がいてリア充だ。」と知人が話している光景を見た。Cさんのアニメの話ばかりするアニメ好きな人格は、単なるその人との「共通の話題」だと考えると、なるほど。確かに恋人いない相手には、恋人の話はしにくい。自然と2者間の共通の話で落ち着くのである。


また学生時代の話になるが、友人に「私は人によって対応変えてて、人を差別しているようで、なんだか嫌になる」と相談されたことがあった。それに対して私は「幼稚園児への対応と、大企業の社長への対応は異なるように、相手によって対応変えるのは当たり前だよ」と答えた。
あの時この本が存在していたら、彼女はもっと楽になっただろうな、と昔のことを思い出した。






本の読み方 スロー・リーディングの実践 (PHP新書)

本の読み方 スロー・リーディングの実践 (PHP新書)


読は「量」ではなく、より「深く」読むことによっ、て面白さが増す。
読書の面白さの一つは、読んだ本について他人とコミュニケーションがとれることだ。

人に説明することを前提に本を読むのも良いし、ブログ等で感想をアウトプットするのも良い。
より応用させたいなら、外国人に外国語で説明するのも一つの手だ。



ショパンを嗜む

ショパンを嗜む


ショパンの生涯について書かれた作品。
ショパンの父は、大学や高校でフランス語を教えていた。当時のフランス語とは知識人階級の嗜みの言語で、今でいう英語のようなものだった。ショパンの父の教え子たちは自然と知識人、貴族の子女を教えることになる。その影響でショパンは知識人たちに囲まれて育ち、また貴族の子女たちと交流があったようだ。この背景を知り、彼が作る曲に品が感じられるのも納得がいった。





Rubinstein, A - Chopin - Etude As-dur op.25 n 1 ...

私がピアノを辞める前、最後に弾いたショパンの曲を思い出した。