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何か面白いことないかな

童話・民話の里へ 一日目

学部時代の同級生に誘われ、急だったけれど遠野市観光を主目的地として、岩手県内を巡ることになった。その同級生とは所属研究室が同じだった上、私が幼少期に住んでいた田舎近くに、また同級生も一時的に住んでいたために、他の友人たちとはしない昔話に花を咲かせた。

三月の中旬に差し掛かり、東北とはいえ多少は春の兆しを感じられると期待していた。しかしその期待は儚くも散り去り、季節外れの大雪に見舞われた。辺りは私が住んでいる横浜では見ることができない、灰色がかった寂しげな雪景色に包まれた。始終車の運転を請け負った同級生は、過去に山形に住んでいたことから雪道運転には慣れ親しんでいて、こんな大雪の日でも心強かった。

同級生に運転を任せている傍ら、私は急ぎで頼まれた仕事にとりかかるため、申し訳ないと思いつつ助手席に座りながらPCを開いて作業をしていた。普段は渋谷の冷たいコンクリートジャングルと騒音の中で過ごしているために、移動しながらの雪景色の中の作業、心に栄養が注がれるようだった。


宮城県仙台市から一時間ほど車を走らせると、やがて岩手県花巻市に到着した。花巻市童話作家宮沢賢治の故郷で、観光地としては宮沢賢治関連の施設や花巻温泉がある。


宮沢賢治の「注文の多い料理店」から名付けたレストラン、ここでは岩手県名物の餅やすいとん等をいただくことができた。
http://instagram.com/p/lwAOqWocC_/


宮沢賢治の生い立ちを紹介している「宮沢賢治記念館」、すぐに見学を終えた。
http://instagram.com/p/lwMOwBIcM_/


宮沢賢治の童話の世界観を表現した「宮沢賢治童話村」
http://instagram.com/p/lwPVOQIcO2/

宮沢賢治が名付けた「イギリス海岸」、国指定名勝「イーハトーブの風景地」の一つだ。宮沢賢治が作品の中で「全くもうイギリスあたりの白亜の海岸を歩いてゐるやうな気がするのでした。」と記したそうだけど、雪降って川が増水し、ボコボコとした泥岩層の露出が全く見られない。
http://instagram.com/p/lwQM8uocPd/


こちらは「未来都市銀河地球鉄道壁画」、昼間はコンクリートの壁にしか見えないれど、夜には宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」をイメージさせる絵が浮かび上がる幻想的な場所。
http://instagram.com/p/lwS4HsIcBK/

600年の歴史がある鉛温泉。ヌメヌメとした湯で、露天風呂からは勢い良く流れる豊沢川と雪景色を眺めることができた。田宮虎彦の小説「銀心中」の舞台、宮沢賢治の「なめとこ山の熊」にも記述がある場所。
http://instagram.com/p/lwemDVIcJB/


花巻市から車を走らせて1時間程、盛岡市に到着した。
1年先まで予約が取れない「菅原旅館」を少しだけ見た。妙な静けさを感じた。
http://instagram.com/p/lwo3xnocPR/


わんこ蕎麦をいただける店の一つで夕食をいただいた。
http://instagram.com/p/lwvEstocD0/


早めにホテルに帰り、仕事を終えて就寝した。