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何か面白いことないかな

映画技法のリテラシー〈2〉

映画技法のリテラシー〈2〉物語とクリティック ([2]物語とクリティック)

映画技法のリテラシー〈2〉物語とクリティック ([2]物語とクリティック)

  • 作者: ルイスジアネッティ,Louis Giannetti,堤和子,増田珠子,堤龍一郎
  • 出版社/メーカー: フィルムアート社
  • 発売日: 2004/07
  • メディア: 単行本
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研究室に置いてあったのを発掘した。舞台と映画の違いを比較したり、映画ならではの演出や俳優の衣装に着目した話が載っていた。1ページにつき一つは映画の紹介が写真とともに紹介されている。総合分析で「市民ケーン」が取り上げられていた。いくつか観たい映画や読みたい本が出てくる。「アンジェラの灰 (Angela's Ashes' 米 1999)」は原作だと作者のユーモア溢れる語りによって酷い過去とのバランスをとっていたようだが、映画だと残酷で重いシーンがユーモア溢れるナレーションよりも強烈だったためバランスがとれなかったらしい。この映画は商業的には成功しなかったらしい。「主婦マリーがしたこと(Story of Women 仏 1988)」の紹介も載っていた。自分はこの映画を最後にギロチンにかけられた人の話として聞いたのだけど、紹介にはギロチンに関しては一切触れず、簡単なあらすじが載っていた。

  • Romeo and Juliet Franco Zeffirelli,1968


この本のp40あたりに書いてあったのだけど、この映画でジュリエットの家は好戦的な成り上がりものというイメージが与えられて赤、黄色、オレンジが衣装に使われている。ロミオの家は没落気味な旧家としてのイメージで青、深緑、紫が使われている。ロミオとの結婚後、ジュリエットの服の色が変わるという。服のラインも意味があり、縦線は威厳や品位を強調し、横線は世俗性や滑稽さを強調することが多いらしい。

  • Pather Panchali Satyajit Ray,1955

  • 8½ FedericoFellini,1963


この本によると8½は映画史上でもっとも賞賛されている映画の一つらしい。しかし、殆どの観客は一度観ただけでは理解することが難しいという。何の警告もなく常に意識のレベルが移り変わるからだとか。