something

何か面白いことないかな

クローズアップ現代 2006_0527

NHKのクローズアップ現代 2006_0527放送のものを見ていた。外国人労働者の子供の不就学問題について取り上げた回である。少々古いものだから今とは問題がずれてきているかもしれない。北海道大学大学院教授の小内透さんを招いていた。

ブラジル人労働者の場合、大抵が日系2,3世という人で、短期雇用の労働者らしい。豊田市外国人登録している子供の数1000人(豊田市調べ)いる。そのうち公立学校には700人が通い、市内のブラジル人学校には250人が通っている。しかし50人が不明・不就学というデータが出ている。

しかし民間のブラジル人学校に通っていたとしても授業料が毎月払えないという理由でやめるケースも多いらしい。しかもブラジル人学校を卒業したとしても、この学校は日本の学校として認められていない。そのためにブラジル人学校を出た子は学校の資格を持たないまま世の中に出て行くことになる。


各地での不就学児を防ぐ試み

岐阜県可二市
4000人以上のブラジル人が住む。市が2年かけて調査したところ、引っ越してきたときに不就学に陥りやすいという。新たに引っ越してきた人の48人のうち8が学校に行っていない。入学の手続きを逃してしまったからが主な原因のようだった。市は専門のコーディネータを設けて、コーディネータは子供のいる外国人が転入手続きに来ると学校がどのようなところか情報を伝え入学手続きを終えるまで手助けしてくれることをしている。

群馬県太田市
勉強についていけない子供達への対策がとある学校で行われていた。そこではブラジル人の子供向けにバイリンガル教師をつけて(日本語とポルトガル語)授業を行う。これは通常の教室とはまた別に設けられていて、一人ひとりのレベルに合わせた授業を行っている。(外国人の子の日本語の能力学力レベルを調査した上で)通常は日本語で授業を行い、わからないところだけポルトガル語で詳しく教えるというものだ。

愛知県豊田市
一度学校に通わなくなった子を救う取り組みが進んでないらしい(現状では)NPOの日本語会話教室がある(ボランティアで成り立ってるようだった)。そこに17歳の青年(6年前の来日以来一度も学校にいったことがない)が通っていた。この日本語会話教室では学校に行っていない子供に日本語を教えて学校に送り出すようにしている。しかしこのボランティアだけでは不十分だとボランティアスタッフは語っていた。


北海道大学大学院教授の小内透さんの話

ブラジルの子が日本の学校に入った場合適応しにくい。それは言葉の壁、勉強が難しい、親御さんの意識。親御さんの意識としては帰国願望が関わってくる。(祖国にいつかは帰るのに日本の学校に入れても良いの?というもの)しかし最近では定住化が進んでいるという問題が関わってくる。

外国人登録の際、学校に行く年齢の子がいる場合学校の説明を丁寧にして、お金が無い場合就学援助金があるということも説明しなくてはならない。

問題は最初に転入してきたときは説明されるが、転出して転入先したとき転入先に届出をしない場合、何も説明されないケースが殆どで、それをきっかけに不登校になることがある。

「外国人においては義務教育ではない」その結果、行政側もなかなか手をだすことができない。(しかし希望すれば日本の学校に入ることができる)

国際人権規約、子供の権利条約の中にどんな国籍の子でも日本で住む限り無償の普通教育をきちんと提供しなくてはならないという。

昔、日本国が外国人に対して総合的な政策をもっていなかった。しかし、1990年の入管法の改正があり、それは労働力を確保しようといものだった。(今だにこの考え方が強い)現在では労働者から生活者と変化してきた。健康封建の未加入者、教育、今後介護保険の問題がでてくるのではと考えられる。

どうやって外国人を今後取り扱うかということを考えなくてはならない。