大分県中津市に暫く滞在していましたので、いくつか紹介を。
中津市と言われてもパッとしないのですが、、、歩いて10分で福岡県に入る、大分県の端っこです。
中津市に居る間に感じた、3大オシてること
中津唐揚げ
もともとトリ天はあったようですが、いつの間にか唐揚げオシされるようになったと聞きました。本当でしょうか?
揚げる前の状態の肉の重さで量り売りする店が多くみられました。店によって味が異なり、個人の味の好みになってくるので、どこの店がNo.1と言いづらいのですが.....我が家では近所のチキンハウス 豊田町店で揚げてもらって、持ち帰りしていました。ピリ辛味が美味しく感じています。
黒田官兵衛ゆかりの土地
2014年の大河ドラマ「軍師官兵衛」で誘致に成功して以来、黒田官兵衛ゆかりの里として推しているようです。ゆるキャラ「くろかんくん」まで作られるほど黒田官兵衛をオシてますが......地元の人で黒田官兵衛のこと好きでは無い人が多い模様。数百年ずっとこの土地をおさめていた宇都宮氏を騙し討ちして居座ったからのようです。浜松市民も徳川家康嫌う人が多いので、どこも同じようなものですね。
中津城では黒田官兵衛を始め、歴代の城主を紹介しているのですが、中は軽いノリの城主紹介パネルも。。

福澤諭吉の里
駅前、ビジネスホテルの屋上に福澤像、駅中にも「ようこそ中津へ!」の字とともに福澤イラスト、車で中津市に入る際の道路標識にも福澤イラスト、1日数回は福澤諭吉を目にします。
少し驚きなのが街中(主に福澤通り周辺?)に「学問のススメ」から引用された格言が、あちらこちらに掲げられています。この街で育つ子供達は一体、どれほど賢くなってしまうのでしょうか。。


江戸時代のお医者さんの家が資料館となっています。資料館の子孫の方が、街中に大きな病院構えていたり、小さな医院がちらほらみられます。私の地元が少ないだけでしょうか?


中津出身の福澤諭吉翁が「読書は学問の術なり、 学問は事をなすの術なり」と学問のススメに書いたからか、本屋が多いように感じます。
具体的に指摘ができないのですが、、街全体が知的な雰囲気しています。何故でしょう?
明治の鉄道唱歌に「西の博多か、東の中津」と唄われるほど、かつて栄えていたようです。
図書館(小幡記念図書館)をチェックしたところ、定番本〜最新の話題本まで揃えられていました。スペイン語の辞書も2〜3冊置いてあり、少々びっくり。。読書スペースではご老人方が熱心に読書していました。私の地元でこんなに多く、熱心に読書する市民光景は見たことがありません。。「これが知略で国を治めた黒田官兵衛、医者の村上家、福沢諭吉のゆかりの地か」と、知的レベルの高さを見せつけられます。
鱧が有名な地のようです。中津駅内にPRとして鱧が入れられた水槽が置いてあります。
以下は鱧料理で知られる有名な店舗です
筑紫亭(ちくしてい)
ww6.tiki.ne.jp
一人で居ると高確率で話しかけられます。話しかけてきたカフェの店員さん曰く「中津市民はお世話やきで初対面の人にあれこれ聞いてしまう。都会から来た人にはびっくりされるけど、決して悪気は無いのよ。」この街の人は、全体的に人懐っこいようです。親切にされたことエピソードを3つほど紹介します。
1.街中を歩いていると、おやつにアイスクリームをいただく
2.地元民に車に乗せていただく
3.その日、知り合った人に喪服をいただく
しばらく暮らした上で、個人的に美味しいと思った産物
豚肉販売しているお店です。店内でも食べれますが、人気なので待つことが予想されます。脂身までトロける美味しさです。豚肉嫌いな母が「ここなら食べれる!」と話していました。

雑誌「ターザン」に紹介されたことがあるようです。

中津市内から近い耶馬渓エリアで酪農しているようで、濃くて甘みのある牛乳が売られています。
体調崩すので普段カレー食べ無いのですが、、母が食べるところ一口いただきました。
・フレンチ酒場なかお
東京都内でいただける、ホテルカレーの味がいたしました。こちらは写真を撮り忘れてしまいました。とても美味しかっただけに残念。。。
・蓬莱観 (蓬莱園)の佐賀牛カレー
サラダのドレッシングが手作りで、とても美味しく感じました。

この街で個人的に美味しいと思ったお気に入りの菓子です。
蓬莱観 (蓬莱園)の桜羊羹
桜餅を固形(羊羹)にしたようなお味です。手作り感溢れる外見しています。

知らない街を歩くのは楽しいですね。